『 朝は必ず来るよ 』 悲しみの中にいる方に伝わってほしい言葉
山口県周防大島町で行方不明になっていた2歳児が、3日ぶりに無事発見されたとの速報を見たときは、心配していたので良かった~とホッとしました。
山中で発見してくださった方が78歳のボランティアの尾畠春夫さん。
ご高齢なのにものすごいパワフル。とても素敵な方で、発見時の話を聞いて感動しました。
尾畠さんについての情報をみると、本当に凄い方だなと尊敬します。
東日本大震災では南三陸町に500日間ボランティアに参加し、熊本地震、その他にも困っている人がいる各地でボランティアに参加されているそうです。
西日本豪雨で被害があった広島県でも現在ボランティア活動をされています。
尾畠さんの座右の銘は
『 朝は必ず来るよ 』
という言葉だそうです。
東日本大震災の時に「思い出探し隊」として、津波で流された思い出の品を、持ち主に届ける活動をされていたそうです。
色々な方と出会っているから、たくさんの悲しみに触れているからこその言葉だと思います。
自分でもそう信じて、辛い思いをされている方への願いを込められた言葉でもあります。
本当に素敵な方だと思います。
『 朝は必ず来るよ 』
悲しみの中にいる方に伝わってほしい言葉です。
大切な人を亡くした時、悲しみを癒すのに必要なものは「時」なのだそうです。
必要な時間は人によって違います。
愛しているからこそ悲しい。
そんなあなたを亡くなった人も愛しています。見守っています。
愛しているからこそ悲しい。
悲しみの中にも「過ごした時間の愛や感謝」を胸に。
そうすれば、少しずつ前に進めるようになります。
もし、悲しみの中に後悔や罪悪感があるとしたら
その気持ちで無意識に "幸せになってはいけない” と思ってしまうかもしれません。
そんな姿を見つめていると、愛している人を自分が苦しめていると亡くなった人は悲しむかもしれません。
後悔や罪悪感の気持ちを手放して
愛しているから悲しい。
悲しみの中にも毎日の小さな幸せの積み重ねに気づいていければ、前を向いて生きていけます。
『 朝は必ず来るよ 』