背伸びをするのは悪いことではないけれど、疲れたら等身大に
同じ市内に住んでいる親戚がいます。華道の先生をしている伯母、地域活動の役員として頼られるような伯母。いい人達ですが、会うときは少し緊張します。
小さい時からそんな親戚と自分の家族との格差を感じていました。
だから、お行儀よくしなきゃ、ちゃんとしなきゃと思っていました。
常識がないと思われたら恥ずかしい...。
良く見られるように背伸びをしていました。
背伸びをすることは決して悪いことではなかったと思っています。
人を見て学ぶ、本を読んだり、いろいろな物を見て学ぼうと思えたからです。
でも、ずっと背伸びをし続けると疲れてしまうので、ある程度学んだなら等身大に戻ったっていいんですよね。
身近な人の行動に、えっそれでいいの?大丈夫?と思うことがありました。
結局、「最近の若い人は常識がない」と何人かに言われていたようでしたが、
「もともと常識があるとも思われてなかっただろし、まあいいんじゃない」
本人は言われても気にしてない様子でした。
その軽さうらやましい☆
でもそれでいいんですよね。
人は見たいようにしか見ない。
一つの側面から見たら常識ないと見られたとしても、その人は真面目で優しいし、人望があり、良さはたくさんあります。
いろんな一面があるのだから、等身大だって、自分の良さを分かってくれる人はきっといるものです。
他人は自分の言動を一時は気にするかもしれないけど、そもそもずっと思うほどの興味はありません。
自分自身が勝手に他人の目に映る自分を想像して膨らませているだけ。
本当は他人にどう見られようが、自分が気にしなければ自分で自分を傷つけることはないのに。自分の思い込みによって傷つくことが多いのもしれません。
どう思われたって、自分が「だからなに?」って思えたらきっとストレスは少ないはずです。
とはいっても、「どんな風に思われてもいい」って言い切れる程の強さは私にはないのですが・・・。常識に縛られすぎず、時には「まっいっか」「これでいっか」でいきたいです。
結局は自分が気にしなければいいだけのこと。
こうでなければと思い込まなければ、肩の力が抜けます。
自分がそれでいいと思えばそれでいい。