必要なときには自己主張をする
昨日美容院に行ってきました。
いつものお店に行くか、新しいお店を開拓するか迷っていたので
前もって予約せずに当日決めることに。
いつものお店に電話してみると、コール音は鳴るがいつまでたっても出ない。
2人で営業してる所だったから、そういえばアシスタントの人が子どもができたら辞めるって言ってたから辞めたのかな?、シャンプー中で手が離せないのかな?
なんて思いながら...
うん、今日は新しい所に行ってみたらってことだなと。
候補に上げていたお店のネット予約を確認したら空いている時間があったので、予約して行ってみました。
そこで、私には合わないものがあると知りました。
それは、バックシャンプー台。
新しいお店は取り入れている所が多いみたいですね。
私は今まで行ったことのあるお店が10年以上続いているお店だったからか、サイドシャンプ台しか経験したことがありませんでした。
最初のお流しでバックシャンプー台に当たり、座ったまま座席を少しだけ倒して首を後ろに傾けます。
私はもともと首を後ろに傾け過ぎると痛くなりやすいのですが、ちょっと首に違和感を感じつつ、その時は短時間だったのでなんとか大丈夫でした。
でも、水流が弱いし、背が低いので頭の位置で余計そうなるのかもしれませんが、うなじの生え際にしっかりシャワーがあたらずなんだか気持ち悪い。
パーマの1液をこれで流したら、きちんと流れなくてかかりにくかったり、最悪切れ毛にならないか?と心配していました。
ですが、隣のもう1台はサイドシャンプー台だったので1液のお流しのときはそちらに案内されてちょっと安心しました。
問題は、最後のお流しと、勧められてお願いしたトリートメントと5分ヘッドマッサージ。バックシャンプー台に案内されてしまいました。
案の定途中できつくなり、このまま続けると具合が悪くなると思ったので
「このシャンプー台きついです」と伝えました。
すぐに隣のシャンプー台に移動させてもらえたので、首の後ろの骨に少し痛みが残りましたが、最後まで元気でいられました。
美容院脳卒中症候群というのがあります。
首を反らせることで首の骨が血管を圧迫して血流が悪くなるのが原因だそうです。
セミフラットのサイドシャンプー台より首をより曲げないといけないバックシャンプー台の方がリスクは大きいと思います。
美容師には腰が痛くなりにくいバックシャンプー台の方がシャンプーを行うには楽かもしれませんが
水流が弱い、後頭部が洗いにくい、脳卒中のリスクが上がりやすくなりそうなバックシャンプー台、お客の満足度が下がるんじゃないかな...
アシスタントの人が言っていましたが、妊婦さんには好評なんだそうです。
腰が痛くて仰向けに寝るのがつらい方もこちらの方がいいのかもしれません。
昔の私ならきっと言えなくて我慢してました。
今は必要なことは自己主張するようにしています。
今回もちゃんと自己主張して身を守りました。
友達に必要な時にはしっかり自己主張ができる人がいます。
職場での話を聞いたり、実際一緒に出かけた時に起こった出来事を見習って、私も言おうと思えるようになりました。
自己主張で調べてみると「アサーション」(自分も相手も大切にする自己表現)というがあるのを知りました。
~weblio辞書より~
「アサーション」とは、より良い人間関係を構築するためのコミュニケーションスキルの一つで、「人は誰でも自分の意見や要求を表明する権利がある」との立場に基づく適切な自己主張のことです。
~ビジネス心理学 アサーションとは|意味や事例、トレーニング方法を解説 より~
アサーションにおける自己表現の3つのタイプ
・攻撃的(アグレッシブ)・・・自分の意見ばかり主張して、相手の意見を聞かなかったり否定したりする
・非主張的(ノン・アサーティブ)・・・相手のことを優先して、自分はガマン
・アサーティブ(アサーションができている状態)・・・自分の意見を適切に伝え、相手のことにも気をくばる
アサーションの4つの柱
・率直・・・自分の意見や気持ちを伝えるときは、率直に伝える
・誠実・・・自分にも相手にも誠実であること
・対等・・・自分も相手も人として対等であるとして尊重する。たとえ上下の関係であっても、相手をひとりの人間として大切にする
・自己責任・・・自分の意見や考え、行動の結果を自分で引き受ける
I(アイ)メッセージを使う
I(アイ)メッセージとは「わたしは~と思います」のように、「わたし」を主語にして、自分の意見や気持ちを伝えることです。
たとえば、「早くしなさい!」→「わたしは、あなたにもう少し急いでもらえるとうれしい」
Iメッセージのメリット
・わたしが感じたことを表現しているので、相手を責めるような印象をさけることができる
・話しているうちに、だんだん自分の意見や気持ちがわかってくる。
・わたしの意見や気持ちに責任を取ることになる
https://biz-shinri.com/assertion-11410
他にも詳しく書いてあるので参考にしてみてください。
クレーマーにはなりたくありませんが、必要な時に上手に自己主張をすることは大事なことです。
私は自己主張が功を奏した経験があります。
アパートに入居してまもなく、ちょっとした嫌がらせがありました。
管理会社に自己主張したおかげで、会話中にダメ元で言った防犯カメラがしばらくすると設置してありました。
お会いしたことはありませんが、良い大家さんのようできちんと対処してくれました。
今回新しい美容院に行ったおかげで、自己主張の大事さと、それを教えてくれた友人への感謝の気持ちを改めて感じることができました。
あと、バックシャンプー台は私には合わないということを知ることができて良かったです。
また今度新しい美容院に行くことがあれば、2種類のシャンプー台があるとは限りませんので、シャンプー台の確認をしようと思います。