食の安全。生卵を食べられることはありがたいこと。
今朝ズムサタを見ながら、仕事に行く準備をしていましたが、興味深い内容で見入ってしまいました。
「生卵や半熟卵を安全に食べられるのは、日本の卵の衛生管理が徹底しているからであって、外国ではありえないこと」
卵かけご飯、半熟ゆで卵、半熟卵のオムライス...美味しいです。
子どもの頃から当たり前に食べているので、今までそれが凄いことだなんて思ったことがありませんでした。
「生卵食べますか?」というインタビューをアメリカ、イタリア、ドイツ、ロシアなど外国の方にすると「食べない」との答えが。
食感の問題なのかな?と私は思いましたが、「危険だから」という理由だったので驚きました。
サルモネラ菌の食中毒の危険があるから、外国では卵はしっかり加熱調理をするようパッケージにも書いてあるそうです。
サルモネラ菌は鶏・豚・牛などの腸管に存在する菌で、卵は産まれるときに卵の殻に付着したり、殻に付着した菌が卵の中に侵入することで汚染することがあります。
サルモネラ菌に感染すると、腹痛・嘔吐・下痢・発熱などの症状が起こり、ごく稀に死亡に至るケースもあるので危険です。
では、なぜ日本では普通に卵を生で食べられるのかというと、厳しい安全基準の元、徹底した衛生管理が行われているからです。
卵の出荷工場の映像もありました。
人の目による卵の判別、機械による洗浄・消毒した後も、さらに高性能カメラで汚れが残ってないかをチェックし、卵を麺棒のような機械で16回叩いてヒビがないかもチェック、卵の殻の中を見る機械で異常卵がないかをチェック、パッキング後も目視でチェック。
このような安全な卵を私たちは購入して食べることができます。
何気なく当たり前に食べているものは、本当は当たり前ではなくこの日本だから...と知って
小さなことですが、この国に生まれて良かったな~としみじみ感じてしまいました。
知らないだけで実はたくさんの企業努力があって成り立っていることが多いのかもしれません。
本当にありがたいことです。
美味しそうな卵かけご飯のシーンがあったので、午前中で仕事が終わった私の昼食には迷わず卵かけご飯が登場しました。
久しぶりの卵かけご飯美味しかったです。