「口角が上がる」ことは自分の印象アップだけでなく相手に安心感を与える
“笑顔” というか “口角が上がっている” というのはいいことです。
『にっこり微笑む』
口角を上げるだけで、脳がだまされて、幸せホルモンと呼ばれるセロトニンの分泌がアップするといわれていますしね。
それで自分の印象が柔らかく見えることは、自分にもプラスになるし、相手に安心感を与えることにもつながります。
たまには鏡を見て自分の顔を確認してみましょう。
もともと唇の端が上がった形の人もいます。そういう人はあまり変わらないのかもしれませんが、そうでない人は年齢を重ねるにつれて変わってきます。
若い頃は、常に無表情でいない限りある程度は上がっている口角。
でも、それってずっとは続かないんですよね。
肌の張りがなくなってくる20代後半から重力に負けてくる。
いつのまにか笑顔になっているつもりが笑顔じゃない。
私は前職がパソコンや書類と向き合う仕事で、表情が変わらない時間が多かったように思います。
そのせいで気づかないうちにだんだん表情筋の衰えが・・・。
今の仕事の中で子どもと接する機会があり笑顔の大切さに気づかせてもらいました。
入った当時は、今まで子どもと接する機会があまりなかったので接し方がわからず、そのせいで、なんか子どもの反応もイマイチだなと思っていました。
27歳のある日、ロッカーに付いている鏡の前で「にこっ」と笑ってみました。
ん?
笑顔に見えない・・・。
笑顔にしてるつもりが口角が上がってなくて横一文字。
ってことは、普通に戻すと
口角が下がって見える~。
なかなかショックでした。昔は笑顔を褒められたりしたのにな(泣)。
それじゃあ、子どもからしたらなんか無表情っぽくて怖く見えるよね。コミュニケーションに笑顔は大事だし、どうにかしよう。
それからは毎日口角が上がるよう表情筋を鍛えてみました。
夜の保湿ケア後の習慣にして、数ヶ月続けて効果が表れ、その後もやり方を変えながらも継続して10年以上経ちます。
子どもたちはこっちが「にこっ」と笑えば笑い返してくれます。赤ちゃんだって返してくれる子もいます。
無表情に見えたり怒って見えると、子どもは特に不安になると思います。
笑顔は安心感を与えます。
飽きっぽい私でも、毎日数分の習慣にしてしまうことで続いています。
おすすめなので良かったらやってみてください。
①左右の口角を交互に上げる。
1. 口を閉じたまま、ゆっくりと両口角を上げます。
2. 右まぶたを閉じて、ゆっくり右上に唇を寄せます。しばらくキープ。
3. 元の位置に戻します。
4. また口を閉じたまま、ゆっくりと両口角を上げます。
5. 左まぶたを閉じて、ゆっくり左上に唇を寄せます。しばらくキープ。
6. これを3セット続けます。
※歯は噛みしめないで上下の歯をくっつけないようにする。くっついているとうまく動かせないと思います。
②う・い・え・おの口にして顔を動かす。
1. 「う~」でしばらくキープ
2. 「い~」でしばらくキープ
3. 「え~」でしばらくキープ
4. 「あ~」でしばらくキープ
5. 「お~」でしばらくキープ
※結局は母音なのですが、他にもポリバケツと言うというのもありますが、「リ」から「バ」の口にするときに違和感があって・・・私的にはシンプルな母音でこの順番がしっくりきました。
10/29追記:母音全部の方が分かりやすいと思ったのですが、「あ」の口はしません。
③舌をぐる~と回す。
1. 口の中で、時計周り、反時計回りにゆっくり大きく舌を動かして顔の皮膚を持ち上げる。
2. 途中、小鼻下のほうれい線が気になるところはそこの部分に舌を少し行ったり来たりさせて顔の皮膚を持ち上げる。
※大きくがポイントです。口の端のたるみが気になって口周辺に舌を回した時期もありましたが、まったく効果がありませんでした。大きく回すことでたるみにもほうれい線にも効果があります。
3つの簡単なエクササイズを夜の保湿ケア後の数分行うだけです(舌回しは暇な時間にたまにすることもあります)
すぐ効果が分からなくても地道に続けることで
1年後には表情が変わっています。
相変わらず写真が苦手でカメラの前だとぎこちなくなりますが
鏡の中の私は「にこっ」とすればちゃんと笑顔です。
セロトニンも出るからか「なんかいい感じ」と思えます。