「常に優しいいい人でありたい」と頑張らず「基本いい人」で自分に優しく
いつも穏やかな水面のようでありたい
波風を立てたくない
そんな「常に人の気持ちを考える、優しすぎるいい人」がいらっしゃいます。
人と衝突しないように
嫌なことも我慢している
(私が我慢すればいいだけ)
言いたいことを飲み込む
(こんなこと言ったら悪いかな)
苦手な人も好きになろうと努力する
(受け入れられない私が悪い、器が小さい)
それは、他者にとっては優しいですが
自分自身には優しくはありません。
自分より他者優先。
それをずっと続けると、自分の中の「自分への愛」の大きさがどんどん小さくなります。
自己肯定感が低くなってしまいます。
常にいい人でなくていいのです。
『基本いい人』でいいと思います。
基本いい人だけど、こういう一面もある。
こういう一面は、ブラックな部分でも、変な部分でもありなのです。
本当に嫌なことなら
それこういう理由で、無理です。難しいです。苦手なんです。
納得できないことなら
そういう考えもありますね、でもこういう考えもあります。
尊重されなくてもとりあえず自分の思いも伝えてみる。
自分にマイナスになる人は
この人合わないな、必要最小限の付き合いにしよう。
我慢するよりその方が自分に優しいです。
自分に対して愛があります。
他者に優しい人は好かれます。
でも、そのせいで
自分のことを好きになれない自分になってしまうのは悲しいです。
「常に優しいいい人でありたい」と頑張らず
「基本いい人だけど、そうじゃない自分でもいいよ」と
緩めて、自分に優しくなりましょう。