さらひなか

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必要な方に届きますように ○ アクティブ・カラーセラピー*言葉*心*身体 ○ kyokoの気ままな雑記

柔軟に物事を見て、自分の価値観で「悪い」「良い」を決めつけないようにしたい

幼稚園へ入園させる前に数日お試しで子どもを預けた方がいらっしゃいました。

遊ぶ様子などから自治体の発達相談に行くことを勧められ、

その後、病院にも行き発達相談の可能性が高いことを告げられました。

 

そのことを幼稚園に話すと

「それはうちでは無理ですね」

とあまり話をする間もなく断られたそうです。

 

とてもショックを受けられたそうですが

「うちではその子の個性だと考えて受け入れています」

と言ってくださった幼稚園があり、無事入園できそうで良かったと安心されていました。

 

このエピソードを聞いたときに思ったことです。

 

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「自分は他の人と何か違う」と思いながら過ごされ、大人になってから自分はアスペルガー症候群だと知ったお医者さんを私は知っています。

こだわりが強かったり、違うと思ったらすぐ言ってしまう。感情のまま叱責してしまう。

そうすると離れていく人も出てきます。

 

ですが、それでも理解してついてきてくれる家族、友人、スタッフがいます。

たくさんの人と関わり、経験を経たからこそ、相手の気持ちや言い方を考える努力をされ、今は温和になられています。

 

昔、発達障害の概念がまだなかった頃は、

困難に立ち向かいながらも自分の道を進んで立派になっている人がいる。

一方で、性質が故に孤立して、自己否定につながり、辛い思いをされた人もいます。

 

今は早いうちに指摘され、診断されて性質を知ることができます。

それで自己否定の回避につながったり、それに合った助けを得られることは素晴らしい事です。

ですが、もしそれを理由に経験を制限され、可能性を狭めてしまうならば、残念な気もします。

 

 

幼稚園や保育園も昔と今は違います。

 

昔と比べて今は働く女性が多く、保育園や幼稚園に早くから預ける方が多いです。

その分大勢の子どもを預からないといけません。

そしてそれに対応するために保育士の確保が必要になります。

保育士の負担が増えることで辞められることは、園の存続の危機になりかねません。

また、目を離した間に事故が起きると園の責任を問われます。

 

手のかかる子を預からないのはどうなんだ?

と最初は思いましたが。

それが「悪い」と決めつけることはできないのです。

それでも、どんな子どもに対しても試行錯誤しながら集団生活を支援してくださる園があることを望んでいます。

 

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人格形成は幾つもの要因が重なってできます。

たくさんあるうちの一つに「時代」があります。

 

今の「時代」に生まれた子ども達がどのように成長するかは未知数です。

 

違う時代と比べることは、あまり意味がないのかもしれません。

 

何が悪い、良いと決めつけるのも違うと思います。

その都度、その時に合わせて最善を選択するしかないのですから。

 

つい一つの視点で見てしまいがちですが、柔軟に物事を見るようにしたいです。