心に届いた言葉②
もう一つ、父の死の時に私の心に届いた言葉があります。
「千の風になって」
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私のお墓の前で 泣かないでください
そこに私はいません 眠ってなんかいません
千の風に
千の風になって
あの大きな空を 吹きわたっています
秋には光になって 畑にふりそそぐ
冬はダイヤのように きらめく雪になる
朝は鳥になって あなたを目覚めさせる
夜は星になって あなたを見守る
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私は父が亡くなった後に、書店で美しい自然の写真と共に書かれた詩に惹かれてこの本を購入しました。
この詩から
“見守っています”
“近くにいるからいつでも繋がることができます”
と言われているようで
「ありがとう」も伝わっている。自分の頑張りも見ていてくれると思えるようになりました。
私はお経も読めないし、お墓参りは命日とお彼岸しか行きません。
お墓参りは掃除をしたりして、亡くなっても大事に思っていますという気持ちを伝えるのにはいい機会です。
でも、お墓にいつもいるとは思っていません。
(私だったら墓地にずっといたくないなと思います。)
たまに思い出して「ありがとう」と言うだけで、ちゃんと繋がって思いが伝わっていると思っています。